ぶくぶく潜水記

自分と子供の成長記録

公文公「二歳で本が読める」メモ 3/3

 

 

【3章 こうすれば二歳読書ができる】
・毎日歌う歌を記録する。
 どの歌が好きかわかる。どれくらい聞かせたらどんな反応をするかをメモしておくと次の子のときに役立つ。
・1つの文字で意味のわかる漢字の方が幼児にとっては覚えやすいという考え方もある(石井勲式)
・どの種類の文字を最初に教えるかは問題ではない。
どのような教具と方法で教えるかが重要。
文字は機械的な暗記から始まる。最初から意味や書き方を教えない。
暗記がある程度多くなってから、考える条件が整う。
お母さんがリラックスして、子供とカード遊びをしているという気持ちを忘れない。
「どうして覚えられないの」「なんて読むのか答えなさい」などと言わない。
遊ばせ上手、ほめ上手。カルタ取りなどで楽しく学ぶ。
・なんて読むの、と無理に確かめない。
いつの間にか読んでいる。学ぶ意欲を育てることこそが大事。

 

【カードの見せ方】
1.速いテンポで
カードを1枚1秒くらいで見せる。幼児は形を瞬時に見分ける能力を持つ。テンポが遅いと集中できずただ見ているだけで終わる。
2.メリハリをつけてはっきり読む
大きな声ではっきりと。「これは口」「ほらライオンでしょ」など余計な会話を挟むとそちらに気を取られるので、やめる。
3.1回5分か10分
長い時間続けても飽きてしまう。
4.情報は多く、制限しないで与える。
最初は身近にあるもの、人、動物などから。
1,2歳で言葉の数が増えてきたら、天体、生物、社会などに関係する言葉をカードにして見せる。
5.漢字カードを生活に取り入れる。
家具に貼る、カルタ遊びをする。カルタ遊びをするときはテストのように叱ったりしない。マイナスの方向に評価することは絶対してはならない。
6.手作りカードで興味を増す
基本的なことばは、公文式のカードで学べるが、手作りカードは子供の知識や興味に合わせられるので効果的。凝るのは効果が半減。「うさぎ」のカードに草や家を書かない。
幼児は絵全体を瞬間で覚えるので、さまざまの要素が入っていると、うさぎと草と家全体でうさぎというと誤解する。

7.反応を気にしない。
カードに興味を示さなくても、強制しない。見ていても見ていなくても時間がきたら片付ける。
8.文字や数字の表を貼る。

 

 

 

・感情をこめて読む
ゆっくり一語一語はっきり読む。

読みはじめは表紙を見せて作品名を読む。展開に合わせてページをめくる速さを変えたりする。

・ページをひっぱるとき→「〇さんが描いてあるところが破れてしまうから可哀想でしょう。大切にしよう」
・読んでいく文字を人差し指で一字一字なぞるようにする。
・どんな小さなことでも褒める。
できないところを見るのではなく、できるところを見る。
・子供は親の背中を見て育つ。
・学習の記録をつける
ノートにうたった曲の名前、興味を示した歌、歌えるようになった歌、読み聞かせた書名、冊数、子供の感想
・子供の可能性を信じて愛情を込めた働きかけをする。