ぶくぶく潜水記

自分と子供の成長記録

公文公「二歳で本が読める」メモ 2/3

 

 

【2章 乳幼児教育の差が一生の差になる】

・乳幼児には勉強しているという意識はない。
楽しくなければじっとしていられないし、意欲的に取り組めることでなければグズったりして学習にはつながらない。
・先生が「魚」「苺」「スプーン」など書いてあることばカードを次から次へと掲げながら、早いスピードで声を出して読みあげていく。0歳の赤ちゃんは自分の代わりにお母さんがまるで生徒のように文字を読みあげていくのをじっと聞いている。
・公文で優秀児の家庭がどのような働きかけをしたのか調査したところ、9割りが「動揺を聴かせる、読み聞かせ、ジグソーパズル」と答えた。
早い時期に働きかけを受けているほど、早くに本を1人で読めるようになった。
・公文の目標は、自分で考えて自学自習の態度と習慣を身に着けた子どもを育てると言うこと。自ら進んで学ぶためにも、学ぶべき内容を理解する力が必要である。

・その子にとって楽にできることは何か、を見つける。乳幼児にとっては文字を覚えるのも「勉強」ではなく遊び。
・子供がらくがきに興味があるならば、その力を認めて褒めてあげる。
書きたい気持、表現したい気持ちを尊重しながら、線をひく練習につなげば放っておいても文字を書くようになる。
・年齢別・学年別教育は、学びたい気持ちの強い子どもの芽をつむことになる。
・乳幼児は、その先にどういう道があるのか、そこに辿り着くにはどうしたらいいかわからないので、自分からこれをしたい、あれをしたいとは言えない。それだけに、できるところ、できないところをよく見て、伸びる方向にどんどん道をつけてあげる。伸びる勢いのあるときにはどんどん先に進んで、力を蓄えるときには、少し前に学んだことに戻る。